ご存知の様にきのこには、天然物・露地栽培・施設栽培があります。確かに天然物はおいしいのですが、毎日店頭に並べるのは無理があります。現在スーパーなどに並んでいるのは、おが粉で作った菌床施設栽培のきのこです。毎日沢山のきのこを収穫することが出来ますが、大量のおが粉が必要になります。

 きのこの菌床栽培に使われるおが粉の消費量は、年間約159万㎥と算出されます。これを樹齢約20年のコナラに換算すると、約2,839万本に相当します。これとは別に、シイタケの原木栽培において、同じ樹林のコナラが約1,725万本使われていると推定されます。つまり、きのこを生産するために、樹齢約20年の樹木が年間4,564万本も失われていることになります。

 おが粉の消費量が増加する一方で、広葉樹林は減少し、将来的におが粉の供給量の不足が心配されています。さらに、森林資源の重要性が見直され、森林の伐採にもブレーキがかかっています。また、きのこの人工栽培に用いられたおが粉は、毎日捨てられております。少しであれば、肥料として利用されますが、畑に捨てすぎた場合、野菜や作物の育ちを悪くさせます。なお、使用済みのおが粉を焼却すれば地球温暖化問題にもつながります。そのため、捨てる場所に困っているのが現状です。

 そこで、弊社が提案するのは、食べるのに安全なきのこを栽培する培地機材として、セラミックボールに着目し、きのこのセラミックボール栽培を試みました。セラミックボールは、何度も再利用可能であり、収穫後の廃棄培地を激減することができ、培地に不純な物質が混入していることを考慮する心配がまったくない素材です。

    スギおが粉培地         球状木材培地        セラミックボール培地
スギおが粉培地 球状木材培地 セラミックボール培地


 この栽培方法は、今後資源問題もあり、きのこ栽培には無くてはならぬ方法と思います。

 弊社は、環境に優しい安心・安全なきのこ作りを目指します。